石に導かれて歩いたきた道

 

「どうして石のお店を始めたんですか?」

お客様からよくそんな質問をいただきます

以前の私はこう答えていました

「実は夫が石屋なんです その流れで自然と・・・・」

でも、ある日ふと立ち止まって思ったのです

 

あれ?? 本当にただの”流れ”だったのかな?って

 

よくよく振り返ってみると

まるで石に導かれるように私はこの道を歩いてきたんだと気づいたのです

 

 

 

私は兄と弟という男兄弟に囲まれて育ちました

けれど、ふたりともどちらかというとおとなしくて、

 

 

一番やんちゃなのは 私でした

 

中でも強く憧れたのが「バイク」

家族や友達にバイク好きがいたわけでもないのに「乗りたい」「免許取りたい」

と一人で大騒ぎして親を困らせたのを覚えています

 

そして、大人になり親元を離れたときにこっそりとバイクの免許を取りました

あの時のワクワク 今でも忘れられません

 

 

不思議なことに

その後バイク好きの知人が欲しいと思っていたときに紹介されたのが

今の夫でした

 

彼は石屋の息子

でも当時の私は石には全く興味がありませんでした

 

結婚してからは義母から「外で働くのはみっともない」といわれ

しぶしぶ事務を手伝うことになりました

正直、退屈で暇で心が満たされたい日々・・・・・

 

そんなとき「どうせなら、自分でなにかやってみよう」と思い立ちました

 

夫の仕事と関係があってでも自分の心が動くこと

 

そうして始めたのが今のパワーストーンのお店です

 

 

ふと思い出しました

 

昔お付き合いしていたバイク乗りの彼のお父さんも

なんと「石の貿易」の仕事をしていたのです

偶然にしては繋がりすぎている

 

どれもバラバラのようでいて

なにかに導かれてここにたどり着いたような・・・・

 

そんな気がしてなりません

 

きっと私は石に呼ばれてここまで来たのだと思います

 

バイクも、出会いも、結婚も、仕事も

そのすべてがパズルのように「今」とつながっている

 

このお店は

そんな私の人生の欠片を一粒一粒にこめて

誰かの人生に寄り添える石をお届けする場所です

 

石は 語りません

でも必要な人のところにそっと現れてくれる存在

 

ぜひアタナも

 

あなたの石に出会いに来てください

 

お店でお待ちしております